クリスマスを追い越して、正月が並ぶ棚の前で

クリスマスを追い越して、正月が並ぶ棚の前で

2025年12月15日 10:23
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12月15日。クリスマスを追い越して、正月が並ぶ棚の前で、私は少し立ち止まった。

 

赤と緑のパッケージのすぐ隣に、金色の文字で「寿」と書かれた箱が並んでいる。その光景が、なぜかおかしい。

 

行事というのは順番を守るものだと思っていたけれど、スーパーの季節はいつも少し先を急いでいる。

 

我が家のお節は、わりと手作りが多い。黒豆を煮て、なますを刻んで、田作りを作る。

 

年末の台所には、砂糖と出汁が混ざった、あの独特の匂いが広がる。ただ、さすがに全部は無理だ。ハムと蒲鉾だけは、毎年買うと決めている。

 

ハムは丸大ハムの「王覇」。
白くて、きめの細かいホワイトロースだ。

 

これは店頭ではなく、毎年通販で取り寄せている。年末が近づくと、忘れないうちに注文する。

 

手作りのお節の中に、こうした既製品が一つ入ることで、全体が不思議と落ち着く。頑張りすぎていない感じが、お重の中にも表れる。

 

日本の大きなハムメーカーといえば、日本ハム、伊藤ハム、プリマハム、丸大食品。

 

思い浮かぶ代表商品は、どれもソーセージだ。シャウエッセン、アルトバイエルン、香薫。名前を聞くだけで、音や歯ごたえまで思い出せそう。

 

その中で、丸大は少し年末の空気をまとっている気がする。

 

業界の順位や数字の話は詳しくない。でも、年末が近づくと、なぜか思い出すのはあのハムだ。

 

通販の履歴に残る商品名を見るだけで、「ああ、今年もここまで来たな」と思う。

 

王覇も、年々少しずつ高くなっている気がする。それでも毎年、同じように注文する。たぶんこれは贅沢というより、年末の区切りだ。

 

決まった時期に、決まったものを選ぶ。その動作自体が、年を越す準備になっている。

 

全部を手作りしなくてもいい。
全部を買わなくてもいい。

 

作れるものを作って、作れないものは素直に頼る。その中間にあるのが、我が家のお節だ。

 

お重を開けたとき、決まった場所にハムが収まっていると、今年もちゃんと年を越せそうだと思える。

 

クリスマスを追い越して、正月が並ぶ棚の前で、そんなことを考えていた。

 

あなたの家のお節には、毎年変わらず入っているものはありますか。

よかったら、コメント欄に書いていただけると嬉しいです。
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https://forms.gle/hg4Bbqet6fCM2JpH9 

今日も元気に楽しく
ハタモトでした。

 

そうそう……。
我が家で毎年お節に入れているハム、丸大ハムの「王覇」はこれです。我が家では完全に自分用。
気になる方は、こちらから。
https://amzn.to/4qdPULE